やまだ 小屋を自作する。

裏庭に小屋を自作中。

雨戸の製作

自宅に小さな小屋を作る工程を公開しています。

雨戸の製作。その1 安価な材料をひたすら縦に切る。

実はこの小屋の引き戸は大変雨仕舞が悪い。
最初から分かっていたことだが、そのうち何とかなると思って先延ばしにしていた。
しかしもう五月、いい加減に何とかしないといけない。
上から降るだけの雨なら問題ないが、梅雨を過ぎて台風やゲリラ豪雨にはにはひとたまりもない。
いろいろ考えた末、雨戸を付けるという凡庸なやり方を採用した。

IMG_8059
例によって高価な材料は使えないので、安価な桧のデッキ材を使用する。
この材料を必要なサイズに切り出す。
この手の材料を丸鋸で縦に切るのは結構しんどい。
丸鋸かなり怖い、何より精神的にきつい。

IMG_8061
必要な材料の切り出しが終わった。
これだけ縦に切るのはかなり疲れる。

丸鋸の不注意な使用による怪我とかシャレにならない、やばそうな所は手間が掛かっても手作業でやったほうがいいかもしれない。









 

雨戸の製作。その2 レールを作る。

引き戸に雨戸を付けることにした。
まず雨戸のレールから製作する。

IMG_8067
38ミリ厚の桧にトリマーで溝を掘っていく。
必要な溝は二本、雨戸のレールと網戸のレール。

IMG_8073
写真のものは上に使うレール最初に網戸用の溝を掘ったが、ここで構造上問題がありそうなのでプランを変更することにした。
隣に掘った網戸用の溝との距離が近すぎた、溝同士の間隔が少なすぎて強度上問題ありそう。
とは言え今更レール本体の寸法を変えるわけにはいかないので構造を変えることにした。

IMG_8076
構造を考え直しレール本体に溝を掘らず引き戸と同じようにレール側を突き出す方法にすることにした。
そこで新たに3ミリの溝を掘りそこにアルミの3ミリ厚のフラットバーを突っ込んでそれをレールに使うことする。

IMG_8077
急遽3ミリのフラットバーを買ってきた。
必要な長さに切り先ほど開けた溝に突っ込む。
綺麗に収まった。

IMG_8080
上部のレールと買ってきたアルミのフラットバー。

 IMG_8089
フラットバーを溝に突っ込むだけでは強度的に不安なので釘で固定する。
アルミ材は釘で貫通出来ないのであらかじめ数か所穴を開ける。

IMG_8093

IMG_8098
溝の中に接着剤を入れて、そこにフラットバーを突っ込む。
前もって接着剤が周りに着かないようにマスキングをしておく。

IMG_8100
フラットバーにあけた穴の位置を出来るだけ正確にマークしておく。
そこに釘を打つ。
穴の大きさと打つ釘の太さの制約から慎重な作業をしたほうがいい。

IMG_8102
穴の位置を見極めて釘を立てる。

IMG_8103
叩いて入れる。

IMG_8106
何だか少しおかしなものが出来上がった。

最初にしっかりとした図面を作成しておけばこんな面倒なことはやらなくて済むのだが、やったこともないことを最初から完璧なプランなど立てられるはずもないし。
無駄に考えず、適当に作って問題が出てから対応するしかない。

完璧なことをやろうとしても無理なので、失敗を前提に作業を進めてその都度考えながらやっていくようにしないと完成しない。
いい加減なくらいが丁度いいと思う。









雨戸の製作。その3 下のレール部分を作る。

IMG_8162
雨戸の戸車には車が平らなものを使用する。

かなり安価なもので外で使ってもいいのかいまいち不安だが、能書きには用途に雨戸と書いてあるので問題はないとは思うが。
取り合えず使ってみて問題ありそうなら交換する。

IMG_8071
平らな戸車に合わせて溝を掘る。
雨戸用のものと網戸用のもの、二本掘る。

IMG_8085

IMG_8087
 レールの溝に三か所小さな穴を開けた。
雨が降ったときの為の水抜きに開けておいた。

本職はどうやっているのか知らない、完全に自己流なので正直これでいいのかも分からない。
それも完成させてみればわかることだ。
















雨戸の製作。その4 レールを付ける為の準備。

前回作った雨戸のレールを取り付ける為施工をする。

まず最初からレールを雨戸を付ける事を前提にしていないので、壁に取り付けられるようにしなくてはならない。
その為の固定用の部品を作るとこから始める。


IMG_8081
外壁のトタンの谷間に合うように切った桧の板を引き戸周りと同じ高さになるようにするため必要箇所を台下げ加工する。

IMG_8084
反対側も、こちらが上になる。

IMG_8113
ネジを打っていないトタンの谷間に先ほど加工したものを入れて取り付ける。

IMG_8115
二本取り付けた。

IMG_8117


IMG_8124 
これで引き戸周りの枠とほぼ同じ高さになった。
この上からレールを付ければ安定して固定できるはずである。







雨戸の製作。その5 レールを付ける。

桧で作った雨戸のレールを下から取り付けていく。

IMG_8118
引き戸の枠に合わせて取り付けをする。
取り付けは水平だけは気を付けて行った。

IMG_8120

IMG_8121
下のレールを取り付けた。

IMG_8124
次の上のレールを付ける。

IMG_8125
上のレールも重要なのは水平で、そこさえ注意して取り付ければ上下の寸法が狂うことはないはずである。
念のため上下のレールの間隔を測りながら慎重に取り付けた。
それなりに精度は出たと思う。

これに合わせて雨戸と網戸の本体を作る。

 IMG_8128
横の部品を付ける。
あらかじめ用意した材料を組み立ててから取り付ける。

IMG_8129
綺麗のはまった。

IMG_8135
この後この横の部品に上下からもネジを入れてレールに固定している。
多分、全体の強度は上がっていると思う。

IMG_8136
反対側にも同様の施工をする。
ここにも枠を固定するための台になる部品を取り付ける。
これも高さを調整する。

この作業にかなり時間を食った、丁度この場所が外壁のトタンが合わさっているとこで、高さが不安定になっている場所なので微妙な調整が必要になった。

IMG_8138
反対側と同様に組み立ててから取り付ける。

IMG_8142
下地の調整に時間をかけただけあって表の部品の高さがぴったり合った。

IMG_8143
こちらも同様に上下からネジを入れて枠を一体化させる。
下からはインパクトドライバーが入らないのでL時のアダプターを使った。

材料の端にネジを打つときは面倒臭がらず下穴を開けてから入れたほうが無難、この位置だとかなりの確率で材料が割れる。

IMG_8141
雨戸の枠だけ仕上がった。
この後この枠に合わせて雨戸と網戸を作っていく、この順番で作るのが正しいのか分からないが、これが一番無難な気がしたのだ。
まあ何とかなるだろう。











QRコード
QRコード
ギャラリー
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
記事検索
RSS
ギャラリー
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。
  • ベルトグラインダーが動かなくなった。